先日は脂肪を減らすメリットを紹介しました。
脂肪を減らせると良いことだらけですね。
今回は脂肪が多い5つのデメリットを紹介します。
脂肪が多い5つのデメリット
脂肪が多いデメリットは、次の5つです。
- 見た目がたるんで見える
- 体が重い
- 病気になりやすい
- 胃腸の不調
- 痩せにくい
1つずつ説明します。
見た目がたるむ
1つ目が「見た目がたるむ」です。
脂肪を減らすメリットで紹介しましたが、同じ重さの脂肪と筋肉があった場合、脂肪の方が体積が大きいです。
つまり、同じ重さの脂肪と筋肉では、脂肪の方が大きく見えてしまうんです。
また、脂肪は重力によって下へ落ちていきます。
そのせいでたるんで見えます。
実際に、肘と膝を床について四つん這いになって、お腹を見てみましょう。
お腹にぶら下がっている物、それが脂肪です。
脂肪は見た目をたるませます。
体が重くなる
2つ目が「体が重くなる」です。
体を動かすのは筋肉です。
筋肉が減って脂肪が多い状態だと、体を動かすのも一苦労です。
階段を上るだけで息が切れたり、数回スクワットしただけで足がガクガク震えたりします。
脂肪が多いということは、体を動かすエネルギーをたくさん蓄えていると言い換えられますが、実際に動かしてくれるのは筋肉です。
エネルギーだけたくさんあっても、実際動かしてくれる筋肉が少ないと体も動かせません。
そうなると、腰や膝に大きな負担がかかり、骨や関節に異常をきたす可能性があります。
胃腸の不調
3つ目が「胃腸の不調」です。
内臓脂肪は内臓を固定する役割がありますが、多すぎることで内臓を圧迫して、内臓の働きを妨げてしまう可能性があります。
例えば、胃を圧迫してしまうと胃がうまく動かなくなって、腸へ送り出すはずの胃酸や食物を食道へ押し出してしまうことが考えられます。
食道は酸に弱いためただれてしまいます。
これを逆流性食道炎と言います。
また、腸を圧迫してしまうと腸が動きづらくなって、食物や便を肛門へ押し出す働きが妨げられてしまう可能性があります。
そうすると腸内環境が悪くなったり、便秘になってしまう可能性もあります。
病気になりやすい
4つ目が「病気になりやすい」です。
脂肪が多いと病気になりやすくなります。
どっちの脂肪が多い?で紹介しましたが、内臓脂肪が多いと病気を引き起こしやすくなります。
糖尿病や高血圧、脂質異常症などは聞いたことがあると思います。
これらを生活習慣病と言います。
生活習慣病を放置しておくと、最悪の場合失明したり血管が詰まったり、破裂する可能性があります。
腹囲が基準以上で、血液検査で血糖値や血圧、中性脂肪のうち2つ以上高い値を示した場合、メタボリックシンドロームの可能性があります。
また、肥満はがんのリスクを高めることが、国立がん研究センターやWHOから指摘されています。
国立がん研究センターでは、BMIが27以上の女性は、閉経後の乳がん、大腸がん、肝がん、子宮がんなどのリスクが高まると指摘しています。
内臓脂肪が病気を引き起こしやすいことを説明してきましたが、皮下脂肪も見逃せません。
脂肪は体を圧迫するため、酸欠になりやすくなります。
睡眠中に脂肪が首や肺を圧迫して、呼吸しづらくさせてしまいます。
これを睡眠時無呼吸症候群と言います。
酸素を十分に取り込めないということは、体に栄養を送れなくなったり、脳や血管に負担をかける結果となって、心筋梗塞や狭心症を引き起こす可能性もあります。
痩せにくい
5つ目が「痩せにくい」です。
筋肉量が減って脂肪が多い状態は、代謝が悪く痩せにくい状態と言えます。
極端な食事制限をした経験がある方や何度もリバウンドしている方に見られる状態です。
極端な食事制限をすると筋肉を減らしてしまいます。
このような方は、代謝が悪くなっているので痩せるのに時間がかかる、途中で挫折してしまう可能性があります。
終わりに
今回は【脂肪が多いデメリット】というテーマでした。
これを読んでみてどう感じましたか?
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わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。