運動を頑張ってるのに全然痩せない。
食事を減らしてるのに体重が全然減らない。
頑張っているにも関わらず、ダイエットに苦しむ方が多いですね。
そもそも、「ダイエット」という言葉について考えたことはありますか?
今日はそんなダイエットの言葉について紹介します。
ダイエット=◯◯になること
この記事を読んでいるあなたは【運動や食事制限をして体重を減らす=ダイエット】という式に、違和感はありませんか?
現在では、「体重を減らす」や「減量」などを「痩身」の意味で使われることが一般になりましたが、昔は違いました。
ちなみに、ダイエットを英語で表記すると「diet」と書きます。
実は、このdietに「痩せる」という意味はありません。
dietの本来の意味は、次の通りです。
【名詞】
- 食物
- 食事療法
- 食事制限
- 特別食
【動詞】
- 食事療法をする
- 既定食をとる
- 食物を与える
dietにはこれらのような意味があります。
dietの意味調べたことありました?
実は、痩せるという意味はなかったんです。
でも、日本では食事療法の意味が曖昧になった結果、【ダイエット=減量・痩身】の意味で使われるようになりました。
つまり、ダイエットは食べ物を節制したり食べる物を変えて健康になることなのです。
diet=痩せるというのは、日本人が作り出した和製英語のようなものなのです。
日本には和製英語がありふれていますよね。
余談ですが、英語で「痩せる」は、次のような単語や熟語が使われます。
- lose weight
- slim
- become thin
- reduce
- reduce weight
現代人は運動不足
先ほどの続きですが、食事を見直しても健康に近づくことができなくなったのが現代です。
その理由は運動不足にあります。
ゲームやインターネットが普及して、スマホやパソコンを使用する時間が増えた結果、活動量が減ってしまったからです。
この影響で、食事を見直しても活動量が減って健康に近づきにくくなってしまったのです。
運動不足は肥満だけでなく、様々な健康被害をもたらします。
運動不足により、次のような疾患や運動器障害が予想されます。
- 虚血性心疾患
- 脳梗塞
- ロコモティブシンドローム
- サルコペニア
- フレイル
難しい言葉が出てきましたが、頭の血管が詰まったり切れたりして、死亡リスクが高まったり、歩けなくなってしまうということです。
つまり、現代では食事療法のダイエットに加えて、運動も取り入れなければ健康に近づけないということになります。
健康な体重とは?
健康な体重は、BMIでわかります。
BMIとは、Body Mass Indexの略で、身長と体重から肥満度を表す目安です。
日本肥満学会の基準では、次のように分類されます。
- 低体重:18.5未満
- 標準体重:18.5〜24.9
- 肥満:25以上
さらに、肥満は肥満1から4に分類されます。
BMIの計算方法を記載するので、%name1%さんの現在のBMIを計算してみてください。
計算式:体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=BMI
です。
いくつでしたか?
BMIが22の体重が、最も病気になりにくいとされています。
18.5未満は、栄養不足の状態、25を超えると生活習慣病のリスクが2倍以上になるとされています。
しかし、これには体脂肪率が考慮されていません。
体重が多くても体脂肪量が少なければ、筋肉量が多いということなので、筋肉質ということになります。
また、体重が少なくても脂肪が多く筋肉量が少ないと「隠れ肥満」となってしまいます。
隠れ肥満は、肥満と同様に病気のリスクが高いとされています。
体脂肪率を意識しよう
前回の【9割が勘違いしている「痩せる」の意味】でも紹介しましたが、体重が減っていても脂肪が減っているかが重要です。
脂肪が減っているかどうかを把握するには、体脂肪率の変化を観察することが重要です。
肥満は、ただ体重が多いことを指すのではなく、脂肪が多い状態を指します。
体重が多くても筋肉量が多い場合、体脂肪率は低くでます。
隠れ肥満の場合は、体重は少ないですが体脂肪率が高くでます。
つまり、体重が多かろうが少なかろうが重要なのは体脂肪率が少ないことなのです。
終わりに
今回は【昔と今のダイエット】というテーマでした。
これを読んでみてどう感じましたか?
意見や感想などを送ってください。
わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。
下にある友達追加ボタンからLTB公式LINEを登録して、感想を送ってください。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ピンバック: 脂肪が増える原因│ダイエットジムLTB@越生
ピンバック: 考え方について│ダイエットジムLTB@越生