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女性が不足しやすい栄養素

前回まで女性ホルモン生理周期について紹介しました。

生理周期によって女性ホルモンの分泌量の違うことは理解できましたでしょうか?

生理前で体重が増えやすい時期に、体重が減らないと落ち込まないようにしたいですね。

今回は女性が不足しやすい栄養素を紹介します。

生理周期によって減りやすい栄養素があります。

栄養不足が続くと女性ホルモンや生理周期にも影響しますので、栄養はしっかり摂りたいですね。

女性が不足しやすい栄養素

女性は次のような栄養素を不足しやすいです。

  • たんぱく質
  • カルシウム
  • 鉄分
  • ビタミンD

女性が栄養を不足しやすいのは次のような理由があります。

  • 仕事や家事が忙しい
  • 朝食を抜く
  • 夕食は炭水化物を抜く

栄養バランスの悪い食事や間違った食事制限は、女性ホルモンを乱して心身の不調を招くだけでなく、ダイエット効果が低いです。

必要な栄養素を摂取して、生理周期に合わせて脂肪燃焼していくことが大切です。

次のようなダイエットをしている・したことがある場合、女性ホルモンが乱れている可能性があります。

  • 夕食は食べない
  • 夕食はフルーツのみ
  • 夕食は単品で済ます
  • 食事はサラダのみ
  • 朝食を抜いている

生理周期で食事を変える

女性は生理周期によって食の好みが変わります。

生理前に甘いものが無性に食べたくなるけど、生理が終わればその欲もピタッと止まる、なんて経験したことありますよね?

このように生理周期によって食の好みが変わるので、生理周期に合わせて食材を変えると、健康的に痩せることができます。

排卵後から生理前まで

排卵後から生理前までは、食事の回数を増やして血糖値が急低下しないようにすることがポイントです。

生理前の食欲増加の原因は、血糖値の急低下にあります。

血糖値とは、血液中にある糖の濃度を数値化したものです。

血糖値はインスリンによって一定に保たれるようになっていますが、プロゲステロンの作用でインスリンの効き目が悪くなります。

そのため、通常より多くのインスリンが出てしまい急激に血糖値が下がってしまうのです。

食事の回数を増やして血糖値を一定に保てれば、食欲も増加しにくくなります。

食事の回数を増やしても、1日の摂取カロリーを増やさないようにしましょう。

この時期は、玄米やオートミール、もち麦など低GI食品を食べることがおすすめです。

低GI食品とは、血糖値を緩やかに上げる食品のことです。

低GI食品は血糖値を緩やかに上げるので、インスリンの分泌も緩やかになります。

また、水分や老廃物を溜め込みやすい時期なので、むくみや便秘になりやすい時期です。

腸内環境を整えるために食物繊維やオリゴ糖を食べたり、むくみ解消のためにカリウムを多く含むほうれん草やトマトを食べるように心がけましょう。

生理中

生理中は出血によって貧血になりやすい時期です。

血液にはヘモグロビンという成分が含まれていて、酸素を運ぶ役割があります。

出血によって酸素がうまく行き渡らずに、めまいや立ちくらみが現れてしまいます。

この時期は、鉄分を摂取することが必要です。

さらに、血行不良で体が冷えて生理痛も悪化しやすいので体を温める食材を摂取するようにしましょう。

おすすめな食材が、マグロ、しじみやアサリなどです。

体を温めるためにハチミツやココア、ハーブティーもおすすめです。

逆に飲まない方が良いのは、カフェイン入りの飲み物です。

カフェインは鉄分の吸収を妨げたり、血管を収縮させて冷えや生理痛を悪化させる原因になります。

生理後〜排卵期まで

この時期は、気分も安定して運動を頑張りたい時期です。

筋肉を増やして基礎代謝量を上げるには最適な時期なので、たんぱく質を積極的に食べましょう。

たんぱく質は、肉類や魚類、卵、豆類に含まれています。

肉類を食べる時は、皮がない部位を食べて余分な脂質を摂取しないように注意しましょう。

終わりに

今回は【女性が不足しやすい栄養素】というテーマでした。

これを読んでみてどう感じましたか?

意見や感想などを送ってください。

わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

生理周期について

前回は女性ホルモンについて紹介しました。

女性ホルモンの分泌量は生理周期によって違います。

なので、生理周期によって体重が減りやすかったり増えやすかったり、メンタルが安定したり不安定になったりします。

生理周期による女性ホルモンの分泌量や特徴を知って、上手に付き合いながらダイエットすることが重要です。

生理とは

ご存じだと思いますが、生理とは約1か月に1回の間隔で起こる、女性特有の体の仕組みです。

生理は月経とも言います。

生理は、妊娠するために分厚くなった子宮内膜が不要となって剥がれ落ちる時に起こる出血のことです。

平均的な生理期間(出血が続く期間)3~7日です。

生理周期

生理周期とは、生理の開始日から次の生理の前日のことを言います。

女性の体質は、1ヶ月の中で大きく3つの時期に分けられます。

  • 排卵後〜生理前まで
  • 生理中
  • 生理後〜排卵まで

生理周期は個人差があって、25~38日の間隔でサイクルします。

しかし、生理周期は精神的なストレスや環境の変化などで、ずれてしまうこともあります。

生理周期は前回紹介した2種類の女性ホルモンの分泌量の割合で調整されます。

生理周期のフェーズによって女性ホルモンのバランスが変化して、体調や心理面に影響を与えます。

生理周期ごとの特徴

ここでは、生理周期ごとに現れる心身の特徴について紹介します。

排卵後〜生理前まで

この時期は、プロゲステロンの分泌が盛んで、次のような特徴があります。

  • 体重が一番重い時期
  • 水分を溜め込む
  • 頭痛や便秘が起こりやすくなる
  • むくみ
  • 食欲旺盛
  • 体温が平常時より0.3〜0.6℃高くなる
  • PMS(月経前症候群)

これらのような特徴が見られます。

女性にとって、心身ともに辛い時期です。

しかし、体温が高いので脂肪燃焼しやすい時期とも言えます。

体を温めたり、食材を摂取したり、有酸素運動やストレッチをすることで脂肪が燃えていきます。

生理中

着床が起きなかった時に、子宮内膜が剥がれ落ちて血液とともに排出されるのが月経(生理)です。

エストロゲンもプロゲステロンも分泌量が減少して、次のような特徴があります。

  • 体重が減りにくい
  • 体が冷えやすい
  • 貧血になりやすい
  • 腰痛や腹痛が起こりやすい
  • 下痢や吐き気などが起こることもある

生理後半にはエストロゲンの分泌が始まり、気分が上向いていく方が多いです。

生理後〜排卵まで

この時期は、心身ともにすっきりしてメンタルも安定しやすく、ダイエットに最適な期間です。

エストロゲンの分泌が盛んで、次のような特徴があります。

  • 体重が一番軽い時期
  • セロトニンの分泌
  • 気持ちが上向きになりやすい
  • 肌や髪がつややかになる
  • 体のラインが最もキレイに出る
  • 仕事のパフォーマンスが高くなる
  • 排卵時に排卵痛が起きることもある

女性が痩せやすい時期は1週間程度

生理周期から考えると、女性が痩せやすいのは生理後から排卵までの1週間程度になります。

生理前は妊娠の準備期間となり、水分を蓄えやすく体重が増えやすい時期です。

がっかりすることはなく、生理前に増える体重は水分です。

水分ということは、脂肪が増えたわけではありません。

脂肪が増えたわけではないので太ったことにはなりませんし、食事を管理していれば生理後には体重も減ります。

詳しくは9割が勘違いしている「痩せる」の意味を読み直してください。

生理周期によって、痩せやすい時期・痩せにくい時期があります。

特徴を捉えて、生理周期と上手に付き合ってダイエットをすると良いでしょう。

終わりに

今回は【生理周期について】というテーマでした。

これを読んでみてどう感じましたか?

意見や感想などを送ってください。

わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

女性ホルモンについて

今回は女性ホルモンについて紹介します。

女性ホルモンは大きく分けて2つあります。

この2つの女性ホルモンの分泌量が体重の増減やメンタルの安定に関わってきます。

女性ホルモンについて理解をして、無理のないダイエットができるようになりましょう。

2種類の女性ホルモン

女性ホルモンには大きく分けて2種類あります。

  • エストロゲン
  • プロゲステロン

この2つのホルモンの分泌量のバランスが女性の心身に様々な影響を与えます。

分泌量を自分でコントロールできるとダイエットも捗るんですが、残念ながら女性ホルモンをコントロールするのは難しいです。

ホルモンの分泌量のバランスは、生理周期と関係が深くなっています。

生理周期については、次の時に説明しますね。

女性ホルモンと上手に向き合っていくことが女性のダイエットを成功させる鍵と言えます。

エストロゲンについて

エストロゲンには次のような働きがあります。

  • 脂肪の燃焼を促す
  • 代謝の促進
  • 肌の潤いを保つ
  • 髪をつややかにする
  • 骨や血管を強くする
  • メンタルを安定させる
  • インスリンの分泌を下げる

このようにエストロゲンは、ダイエットや美容をサポートしてくれるホルモンです。

エストロゲンの分泌が多い時は、気分が前向きになり活動しやすい時期とも言えます。

プロゲステロンについて

プロゲステロンには次のような働きがあります。

  • 体温をあげて妊娠に適した状態を維持する
  • 食欲を促す
  • 水分を体にため込む
  • 皮脂の分泌を活性化させる
  • エストロゲンの分泌をサポート

プロゲステロンは妊娠や出産に関わるホルモンです。

水分を蓄えるので便秘やむくみが起こりやすくなったり、ニキビができやすくなります。

女性が昔ほど痩せなくなる原因

食事量や内容は今までと変わってないのに、何だか痩せにくくなったと感じたことはありませんか?

女性が歳をとると痩せにくくなるのは、活動量や筋肉量が減っただけではありません。

30歳頃をピークに女性ホルモンの分泌量が減少していくことが、痩せなくなって太りやすくなる原因に繋がっています。

50歳前後で迎える閉経では、女性ホルモンの分泌はほとんどなくなると言われています。

また、女性ホルモンの影響だけでなく食品添加物の影響で代謝が悪くなっている可能性もあります。

食品添加物とは、化学的に作られた物です。

食べ物を固めるための凝固剤や腐らないようにするための防腐剤などがあります。

それなら、30歳以降は痩せないかというとそういうわけでもありません。

女性ホルモンと上手に向き合いながら、食事管理や運動を並行していけば痩せることはできます。

女性ホルモンは増やせる?

女性ホルモンがあれば痩せるのですから、女性ホルモンを増やす方法はないのか?と思いますよね。

女性ホルモンを増やす、補充療法というのがあるようですが、長期使用により子宮ガンや子宮筋腫などのリスクが約2倍に増加するとのことなので、お勧めはできません。

つまり、自然に女性ホルモンを増やすことはできません。

しかし、女性ホルモンの減少に対して様々な対策は可能です。

例えば、

  • バランスの良い食事
  • 良質な睡眠
  • 身体を積極的に動かす

など規則正しい生活を送ることで、ホルモンバランスを整えることが期待できます。

特に注目されているのが、女性ホルモン(エストロゲン)と似た化学構造と働きをする成分として大豆イソフラボンがあります。

大豆イソフラボンがエクオールという物質を作ってエストロゲンの代わりの機能を果たしてくれます。

終わりに

今回は【女性ホルモンについて】というテーマでした。

これを読んでみてどう感じましたか?

意見や感想などを送ってください。

わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。