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目標の立て方

今回は目標の立て方について紹介します。

前回までの、目的を決めよう自己分析をしようの続きになっています。

まだご覧になっていない方は、まずはそちらの記事をご覧ください。

今回は、自己分析をしようの記事で紹介した「ズボンを履くために、ウエストを◯cm減らす」という目的から、目標の立て方を説明していきます。

目標を立てる時の3つのポイント

目標を立てる時のポイントは次の3つです。

  1. 期限
  2. ペース
  3. 行動

この順番で、考えて行きます。

期限

まず最初に期限を考えてみましょう。

例えば2ヶ月後に-5cm減らしたい場合は、2ヶ月で-5cmという目標ができます。

期限がある場合は、期限を考慮した目標を立てることが必要になりますので、期限がある場合は、まずは期限考えてみてください。

期限がない場合は、期限を設けなくて構いません。

ペース

次にペースを考えます。

2ヶ月で-5cmなら、単純に計算して1ヶ月で-2.5cm、2週間で-1.25cm減らすという目安が立てやすくなりますね。

行動

最後に行動です。

期限・ペースは簡単に考えられますが、行動は自分の目的や目標に沿った行動でなくてはなりません。

なので、行動はしっかり考えなくてはなりません。

食事制限や運動など色々しても良いですが、期限がある場合色々試していたら2ヶ月で目的を達成できるかわかりません。

また、色々行動をしていても、自分に合った行動をしていない場合、2ヶ月で目的を達成できないということもあります。

そのため、遠回りをせずに最短で確実に目的を達成するために、行動をする前にどのような行動をするべきか考えるべきなんです。

あのyoutubeが、これでウエスト5cm減らしたと言っているから、あなたも同じ行動するっていうのは参考にならず、結果が出ない場合があります。

なぜなら、ウエストが増える原因は人それぞれ違うからです。

例えば、食べ過ぎてウエスト5cm増えてしまった人は、食事を管理すればウエスト5cm減らせると思いますが、食べ過ぎていない人が、食事を管理してしまうと逆に目的が達成できないのは想像できると思います。

自分に合った原因を探して、その原因を改善するような行動をするべきなんです。

そこで、参考にしたいのが、自己分析をしようの記事で考えた原因です。

ウエストが増えた原因がわかれば、そにれついての対策をすればウエストを減らせるはずです。

原因をさらに深掘りする

例えば、あなたのウエストが出産で増えてしまった場合、その原因をさらに考えてみます。

  • 食べ過ぎている
  • 出産で骨盤が歪んだ
  • 内臓が下がった
  • 便秘
  • 運動不足
  • etc

など、出産でウエストが増えてしまった原因を考えます。

そして、これが原因がかもしれないと思ったら、その原因に沿った改善策を考えます。

改善策を考える

原因がこれかもと思ったら、原因が本当にそうなのか特定します。

そして、特定できたらその改善策を考えます。

例えば、ウエストが増えた原因が内臓が下がったなら、内臓を元の位置に戻すことが改善策です。

そして、内臓を元の位置に戻す方法を考えます。

  • 内臓を支える筋力をつける
  • 内臓を上げるようにマッサージをする
  • 逆立ちをする

など内臓を元の位置に戻すためにやるべきことが絞られてきますね。

重要なのは、原因をしっかり特定することと、それに沿った改善策を考えることです。

内臓が下がったことが原因のはずなのに、食べ過ぎているからとと勘違いしてはいけません。

原因の特定を間違えると、行動も間違えてしまうからです。

また、原因を特定できても、行動を間違えてはいけません。

ウエストが増えた原因が内臓が下がったからと原因を特定できても、筋トレをせずにウォーキングをしていたら筋力はつきませんよね。

つまり、原因に沿った行動をすることが大切です。

改善策を深掘りする

改善策が筋トレと特定できたら、次のようなことを考えて行きます。

  • 鍛える部位
  • メニュー
  • 頻度

などを考えて、行動をどんどん具体的にしていきます。

今はyoutubeやInstagram等で簡単に情報を得ることができます。

自分に合っている情報(原因や改善策)を選択して、それを参考に1ヶ月で2.5cm、2ヶ月で5cm減らすにはどういうことをすれば良いのかさらに具体的にしていきます。

調べているうちに、もしかしたら、筋トレ以外にもやるべきことが出てくるかもしれません。

  • 呼吸
  • 体の使い方
  • ストレッチ

など、筋トレ以外に必要かもしれないと思う行動が出てきたら、本当にそれをしたらウエストが減るのか?本当にやる必要があるのか?等を調べて、必要だったら行動に付け加えます。

自分を客観的に見れていますか?

目標の立て方について紹介してきましたが、重要なことがもう1つあります。

それは、目標を見直すという選択肢も持つということです。

youtubeやInstagramで調べていて、2ヶ月で5cm減らすことが無理なことと思えてきたら、目標を見直すことも重要です。

また、目的によって行動が変わってきます。

例えば、ウエストを減らすと言っても、着圧のレギンスを履いてウエストを減らせれば良いと思う人もいるし、そうではなくて綺麗なシルエットになりたいという人もいます。

それは、個人の自由でウエストを減らす手段はたくさんあります。

1つ言えることは、痩せたいからと言って無茶な目標を立ててしまう方もいるので、自分を客観的に見て、現実的な目標を立てるようにしてください。

改善策をあぶり出して、やるべき行動が見えてきたら、実際に行動をするように行動計画を立てていきます。

行動計画については、今後紹介していきますので、楽しみにしていてください。

終わりに

今回は【目標の立て方】というテーマでした。

これを読んでみてどう感じましたか?

意見や感想などを送ってください。

わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。

下にある友達追加ボタンからLTB公式LINEを登録して、感想を送ってください。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

自己分析をしよう

前回は、目的を決めようというテーマで目的について紹介させていたいただきました。

今回は、目的が決まっているていで次に進みます。

目的が決まったら、次は自己分析をすることをおすすめします。

自己分析をすると、意識が目的へ向いて、何をすれば良いのか(目標)が見えてきます。

目標がわかれば、ワクワクしたり、前を向いて行動することができます。

こういった状態になると、目的を達成しやすくなるので、ぜひこの状態に皆さんにもなって欲しいんです。

なので、ぜひ自己分析をしてみてください。

自己分析については、前回例にした、履けなくなったズボンを再び履けるようになるということを目的として紹介していきます。

自己分析とは?

自己分析とは、自分自身について知ることです。

就活したことある方なら、自己分析をして、性格や長所、短所、特徴、価値観などを考えたと思います。

就活したことない人は、もしかしたら自己分析をしたことないかもしれませんね。

就活では、自己分析をして入社したい会社に「自分はこんな人間で、御社に入社すればこんなことが貢献できます」とアピールする部分を見つけるために行います。

ダイエットの自己分析では、主にあなたが太ってしまった問題点や原因を考えて、やるべきことを見つけて行きます。

自己分析は必要?

自己分析したいことない方は、自己分析なんて必要なの?と思うかもしれません。

そう思っても当然です。

なぜなら、就活していた自分でさえ、自己分析の重要性に気づいていなかったので。

しかし、2回目の就活で自己分析の重要性に気づけました。

自己分析をすると、意識が目的へ向いて、何をすれば良いのか(目標)が見えてきます。

目標がわかれば、ワクワクしたり、前を向いて行動することができます。

こういった状態になると、目的を達成しやすくなるので、ぜひこの状態に皆さんにもなって欲しいんです。

自己分析を就活を例に説明します。

実は、自分は就活を2回経験しています。

1回目は大学3〜4年の時で、2回目は専門生の時。

大学卒業後、フットサルの専門校に進学しました。

1回目の就活

1回目の就活では、行きたい会社もなく何となく就活していました。

なので目的は「とりあえずどこかの会社に就職したい」。

とりあえず知っている名前の会社の就職説明会に参加し、なんとなく筆記試験や面接を受けていました。

スーツを着て、満員電車に揺られ、疲れるだけで、受からないし、就活意味ないなぁなんて思いながら就活をしていました。

これは、目的も自己分析も曖昧な状態でした。

2回目の就活

2回目の就活は、サッカースクールに入社したいという目的がありました。

どうしてサッカースクールかというと、昔からサッカーやフットサルをしていたし、フットサルの専門校に通学していたからです。

サッカースクールと言っても、全国に何社もありますよね。

その中から、通勤方法や手段、給与などを考えて行きたいと思う会社を絞りました。

何千とある会社が数社に絞れました。

そこからさらに、行きたいと思える会社に絞りました。

そして、行きたい会社について調べて、入社できるように自分のアピールポイントを探して、面接で伝えるようにしました。

見事に行きたいサッカースクールに入社することができました。

2回目の就活は、ものすごく楽しかったです。

  • 入社したいスクールにどうアピールしたら合格できるだろうか?
  • 何をアピールしたら良いのか?
  • 志望動機はどうしようか?

など楽しみながら考え、面接を受けることができました。

1回目と2回目の違い

1回目と2回目では、意識も感情も全く違いまいした。

スーツを着て、満員電車に揺られるのも辛くなく、良い緊張感でした。

2回目の就活は、サッカースクールに入社するという目的がはっきりしていたので、会社も絞りやすくなったし、やるべきこと(アピールすべきこと)もすんなり出てきました。

目的をハッキリさせて自己分析をすると、どんどん自分やるべきことが見えてくるんです。

なので、自己分析は重要なんです。

自己分析の重要性が伝わったかは不明ですが、(言いたいことを言っただけの感じもしてます)自己分析は重要で、自己分析と言っても、そんな難しく考えずに自分について知るくらいに思った方が良いです。

自己分析をダイエットに取り入れる

就活の例が長くなってしまいましたが、ダイエット(目的)を達成するためにも自己分析は重要です。

ということで、ダイエットで自己分析をしてみましょう。

前回の目的を決めようで例に出した「履けなくなったズボンを再び履けるようになる」を再び例にして説明していこうと思います。

問題点をハッキリさせる

ズボンを履けるようになるという目的に対して自己分析をして行きます。

ズボンを履けるようになるって少し曖昧だと思いませんか?

  • ウエストまでは履けるけど、ファスナーがしまらない
  • お尻が大きくて、ズボンが履けない
  • 太ももが邪魔して、ズボンが履けない
  • ふくらはぎが太くて、ズボンが履けない

このように、ズボンを履けるようになると言っても、履けない原因や問題点は人それぞれです。

どこの部分が邪魔をしてズボンが履けないのか問題点をハッキリさせましょう。

ズボンが履けない原因(部分)をハッキリさせることで、やるべきことがわかってきます。

例えば、ウエストまでは履けるけど、ファスナがーがしまらないなら、ウエスト周りを細くする努力が必要ですね。

ウエスト周りを細くすることが必要なのに、ふくらはぎを細くしようと努力しても意味がありません。(する人はいないと思いますが)

現状を把握する

問題点をハッキリさせると、やるべきことが少し見えてきましたね。

それは、ウエストを細くすることです。

しかし、ここで見えてくるものは、ほんの一部に過ぎません。

やるべきことは、今後もっと具体的になって行きます。

ウエストが問題点とわかりました。

そしたら、今ウエストがどれくらいなのかを測定します。

測りたくないという声も聞こえそうですが、測った方がやるべきことが具体的になってくるので測りましょう。

履けていた時の自分を思い出す

履けていた時の自分自身を思い出すことも、今後紹介する目標を立てる時の参考になるので、考えてみましょう。

ズボンを履けていた時の

  • 体重
  • 体脂肪率
  • ウエスト

などがわかれば、思い出してみましょう。

わからない場合は、あなたが履きたいズボンのウエストを調べたり、履いているモデルのウエストを調べたりしても良いでしょう。

現状のウエストー過去のウエスト=目標

現状のウエストとズボンが履けていた時のウエストの差がわかると、ウエストを何cm減らせばズボンが履けるようになるのかが具体的になりますね。

ただ「ズボンを履けるようになる」という目的よりも、「ズボンを履くために、ウエストを◯cm減らす」の方が具体的になっているのがわかりますよね。

ウエストを◯cm減らすことが目的に沿った目標になってきます。

原因を見つける

自己分析の最後に、原因を見つけましょう。

ファスナーがしまらない原因、ウエストが増えた原因を見つけます。

例えば、

  • 食べ過ぎてお腹周りに脂肪がついたから
  • 運動不足で、脂肪が増えたから
  • ストレスでお菓子を食べ過ぎて脂肪が増えたから
  • 睡眠不足で浮腫んでいるから
  • 女性ホルモンが乱れているから

など、あなたのウエストが増えてしまった原因を見つけてみてください。

目的に沿った自己分析ができたら次は目標を立てるんですが、これについては今後紹介します。

終わりに

今回は【自己分析をしよう】というテーマでした。

これを読んでみてどう感じましたか?

意見や感想などを送ってください。

わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

目的を決めよう

今回は目的について紹介します。

多くの方が痩せたいと思っているはず。

しかし、痩せられなかったり、続かないのが現状です。

その原因は、目的がはっきりしていないからです。

目的がはっきりしていないと、やる気やモチベーションの低下に繋がってしまい、挫折してしまう原因になってしまいます。

また、目的がはっきりしていないとやるべきことも見えてきません。

そこで、今回は目的について紹介します。

目的と目標・手段を明確に分けて、あなたのダイエットの目的を見つけてみましょう。

目的とは?

目的とは、「何のために行うのか」という行動理由のことを言います。

一方、目標は「どのくらい」「いつまでに」などの目的の到達レベルのことを言います。

目的は、目指す方向で目標は地点を表します。

例えば、太っていることで悩んでいる場合、目的や目標は次のようなものになります。

目的:健康的な体になる
目標:3ヶ月で5kg体重を減らす

よくある間違いとして、目標が目的になってしまうパターン。

目標(3ヶ月で5kg体重を減らす)が目的になってしまい、何のためにやっているのかを理解していない方が多いです。

目的と目標を整理してみましょう。

目的が必要な理由

「目的はとりあえず置いておいて、運動頑張れば良くない?」という声をたまに聞きます。

しかし、目的によって目標が変わります。

目的に沿った目標を立てられなければ、やる気やモチベーションの低下へと繋がり、挫折してしまう可能性が高くなってしまいます。

そのためにも、目的は行動する前に決めた方が良いんです。

わかりやすくするために、高校受験を例にしてみます。

A高校とB高校の2高があるとします。

A高校の受験科目は、国語・数学・英語とします。

B高校の受験科目は、国語・数学・英語・理科・社会とします。

もし、あなたがA高校に行きたい場合、理科と社会を勉強するでしょうか?

恐らく理科と社会の勉強時間を他の科目の勉強時間に使うはずです。

逆に、B高校に行きたい場合、理科と社会を勉強しなくてはなりません。

つまり、目的によってやるべきことが変わるので目的は重要なんです。

目的をはっきりさせよう

高校受験を例にしましたが、ダイエットも同様に目的が重要です。

ダイエットと一言で言っても、目的は人それぞれあると思います。

  • 健康のために
  • 健康診断のために
  • 腹筋を割るために
  • 体を引き締めるために
  • スポーツのパフォーマンス向上のために
  • etc.

このように、ダイエットの目的は人の数だけあると思います。

そして、目的によってやるべきことは違います。

例えば、健康のためにダイエットをするなら、食事を節制したりウォーキングやランニングなど運動習慣をつけることが手段となります。

その一方で、体を引き締めるためにダイエットをするなら、食事をしっかり食べながら、負荷をかけた筋トレをすることが手段となります。

このように目的によって手段が変わります。

また、「痩せる」と「体型維持」は別物ですの記事で紹介していますが、一時的に痩せるのと体型維持をしたいという目的では、行動が変わってきます。

何のためにダイエットをしたいのか考えてみてください。

目的の見つけ方

「目的なんてどうやって考えれば良いんだろう?」と思っているなら、次の方法をぜひ試してみてください。

ダイエットしたいなぁ

(ダイエットしたい理由は?

お腹を凹ませたい

(お腹を凹ませたい理由は?

今持っているズボンが履けなくなったから

今持っているズボンを履けるようになりたい
この例だと、今持っているズボンを再び履けるようになるというのが目的となります。
今回は目的を決めるまでになりますが、じゃあズボンを履けるようになるためにどんな目標を立てれば良いのか?ということは今後紹介して行きます。

目的を決める時に重要なのは、理由を自問自答することです。

自分と向き合う時間を作って、ダイエットしたい理由を深掘りしてみてください。

終わりに

今回は【目的を決めよう】というテーマでした。

これを読んでみてどう感じましたか?

意見や感想などを送ってください。

わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

水溶性ビタミンについて

今回からビタミンやミネラルについて紹介します。

ビタミンやミネラルはエネルギーにならないので、カロリーはありません。

つまり、脂肪にならないということです。

しかし、体の機能を保つ重要な働きがあります。

ビタミンは大きく分けて2種類あり、それが水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンです。

この記事では、水溶性ビタミンについて紹介します。

水溶性ビタミンとは?

水溶性ビタミンとは、字の如く水に溶けるビタミンです。

水溶性ビタミンは、ビタミンB群ビタミンCの2種類です。

水溶性ビタミンは体に蓄えておくことができず、余分な物は尿として排出されます。

過剰摂取になることはありませんが、サプリメントでの摂りすぎは要注意です。

ビタミンB群

ビタミンB群は次のものを指します。

  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • ビタミンB12
  • ナイアシン
  • ビオチン
  • パントテン酸

1つずつ説明します。

ビタミンB1

ビタミンB1は、糖質からエネルギーを作り出すために必要な栄養素です。

ビタミンB1が不足すると、

  • エネルギー不足
  • 疲労感
  • 倦怠感
  • 食欲不振

などの症状が現れます。

また、慢性的に不足すると

  • 集中力の低下
  • イライラしやすい
  • 運動神経の低下

などを引き起こす可能性があります。

ビタミンB1を多く含む食物には

  • 豆類
  • 海藻類
  • 肉類魚類
  • 穀物

などがあります。

ニンニクやネギ、ニラに含まれるアリシンと一緒に調理すると吸収率が高まります。

ビタミンB2

ビタミンB2は、三大栄養素からエネルギーを作るサポートをしてくれる栄養素です。

特に、脂質とたんぱく質の代謝に関わっています。

不足すると

  • エネルギー不足
  • 肌荒れ
  • 髪のパサつき
  • 眼精疲労

など、老化を進行させる可能性があります。

特に、激しい運動をする方やアルコールを摂取する方は不足しがちになりやすいです。

別名「発育のビタミン」と言われていて、美容や子供の成長に必要な栄養素です。

ビタミンB2を多く含む食物には

  • 豆類
  • 海藻類
  • 肉類
  • 魚類
  • 穀物

などがあります。

ビタミンB6

ビタミンB6は、たんぱく質をアミノ酸に分解したり合成する働きに必要な栄養素です。

たんぱく質を多く摂取する人ほど、必要なビタミンです。

また、アミノ酸からドーパミンやアドレナリン、セロトニンなど(神経伝達物質)も合成されるのでビタミンB6は重要です。

ビタミンB6が不足すると

などで不調になる可能性があります。

女性の場合は生理前の排卵期にビタミンB6が不足しやすいです。

生理前のイライラや食欲不振などを感じるのは、ビタミンB6不足が原因と言われています。

ビタミンB6は腸内細菌から合成されるため、不足することは滅多にありません。

しかし、抗生物質を長期服用している方や生理前の女性は不足することもあります。

ビタミンB6を多く含む食物には

  • 豆類
  • 海藻類
  • 肉類
  • 魚類
  • 穀物

などがあります。

ビタミンB6と一緒にビタミンB2を摂取るとビタミンB6の働きが良くなります。

ビタミンB12

ビタミンB12は、たんぱく質の合成やエネルギーを作るサポートをしてくれる栄養素です。

また、葉酸とともに赤血球を作ることに関わっていて、不足すると悪性貧血の原因になります。

悪性貧血になると

  • 全身疲労
  • めまい
  • 動悸
  • 食欲不振

などの症状が現れます。

ビタミンB12を多く含む食物には

  • 海藻類
  • 肉類(レバー)
  • 魚類(貝)

などがあります。

ナイアシン

ナイアシンは、三大栄養素からエネルギーを作る働きをサポートしたり、アルコールの分解をしてくれます。

ナイアシンは、ニコチン酸とニコチンアミドの総称で、体内でニコチンアミドとして存在します。

有害物質のニコチンと区別するため、ナイアシンという名前になったそうです。

ナイアシンは、通常の食生活をしていれば不足したり過剰になることはありません。

ナイアシンを多く含む食物には

  • ゴマ
  • 魚類
  • キノコ類
  • 穀物

などがあります。

葉酸

葉酸は「造血のビタミン」と呼ばれていて、ビタミンB12とともに赤血球を作ってくれる栄養素です。

不足すると動脈硬化や動脈血栓の原因になる可能性があります。

特に、妊娠初期の女性は不足しやすいので注意が必要です。

不足してしまうと、胎児の先天性異常のリスクが高まってしまいます。

厚生労働省では妊娠の可能性がある女性は葉酸を食事以外からも摂取するよう通知しています。(詳しくはこちら

ただし、過剰摂取の場合、発熱や蕁麻疹などを発症することもあります。

葉酸を多く含む食物には

  • 豆類
  • 海藻類
  • 野菜
  • 肉類(レバー)
  • 穀物

などがあります。

ビオチン

ビオチンは、乳酸をグルコースに再合成してくれたり、アミノ酸の代謝などをサポートしてくれる栄養素です。

不足すると乳酸の代謝が進まず、

  • 疲労感
  • 筋肉痛
  • 肌荒れ
  • 脱毛

などの症状が現れます。

ビオチンを多く含む食物には

  • 豆類
  • ナッツ類
  • 海藻類
  • 肉類(レバー)
  • 魚類
  • 穀物

などがあります。

パントテン酸

パントテン酸は、糖質をエネルギーに変える時やビタミンCの働きをサポートして、コラーゲンの生成や肌の健康を守る栄養素です。

パントテン酸は、副腎皮質ホルモンの合成にも関わっていて、ストレスに対する抵抗力を高めてくれます。

不足すると、イライラや倦怠感が出ることもあります。

不足や過剰摂取になることはほとんどありません。

パントテン酸が多く含まれる食物には

  • 豆類
  • ナッツ類
  • 乳製品
  • 肉類(レバー)
  • キノコ類
  • 穀物

などがあります。

ビタミンC

ビタミンCは、抗酸化作用でシミやシワ、動脈硬化などを防いでくれます。

また、コラーゲンの合成にも欠かせない栄養素で、皮膚や粘膜、骨を丈夫に保ってくれます。

ストレスが多いと、副腎皮質ホルモンの生成を助ける働きもあるので、ビタミンCの消費量が増えます。

不足すると、肌の張りやツヤがなくなったり、鉄の吸収が減ります。

鉄の吸収が減ると鉄欠乏性貧血を引き起こすことがあります。

ビタミンCを多く含む食物には

  • 海藻類
  • 野菜(緑黄色野菜)
  • 果物
  • 魚類

などがあります。

ビタミンEを含む食品と一緒に調理すると、相乗効果で抗酸化作用アップが期待できます。

終わりに

今回は【水溶性ビタミンについて】というテーマでした。

これを読んでみてどう感じましたか?

意見や感想などを送ってください。

わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

脂質について

前回まで、糖質たんぱく質について紹介してきました。

今回は、脂質について紹介します。

脂質とは

脂質は、糖質やたんぱく質と並んで三大栄養素の一つです。

脂質は体を動かすエネルギーになるだけでなく、脂肪を分解する胆汁酸やビタミンDを作ることにも使われます。

胆汁酸やビタミンについては、今後紹介します。

脂質は1gあたり9kcalあって、糖質やたんぱく質と比べて2倍以上エネルギーが多いのが特徴です。

エネルギーとして使われなかった脂質は、脂肪に貯蔵されて必要に応じて利用されます。

食事摂取基準では、1日に摂取する脂質は総カロリーの20〜30%が目安とされています。

脂質の代謝

私たちが様々な食品から摂取している脂質は、中性脂肪です。

中性脂肪は小腸で吸収されて、たんぱく質と結合してカイミクロンという物質になって血液の中に入り全身へ運ばれます。

全身に運ばれた後、各組織で分解・吸収され、余った分は脂肪細胞に蓄えられます。

脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪は、必要に応じてグリセロールと脂肪酸に分解されて、エネルギーとして使われます。

2種類の脂肪酸

脂質は脂肪酸という物質を含み、食品の脂肪の約9割が脂肪酸を含みます。

この脂肪酸は大きく2つに分かれ、それが飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸です。

飽和脂肪酸は、肉の脂身や乳製品に含まれて、過剰摂取は生活習慣病のリスクを高めます。

不飽和脂肪酸は、魚の脂や植物製品に含まれていて、血液をサラサラにしたり、コレステロール値を下げる働きがあります。

同じ脂肪酸でも種類によって働きが違うことがわかりますね。

不飽和脂肪酸はさらに2つに分かれ、それが一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸です。

多価不飽和脂肪酸はさらに2つに分かれ、それがn-3系とn-6系です。

n-3系とn-6系は体内で合成できないか、できても少量なので食事から摂取する必要があり、必須脂肪酸と言われます。

どちらもコレステロール値を下げる働きがあります。

終わりに

今回は【脂質について】というテーマでした。

これを読んでみてどう感じましたか?

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わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

プロテインについて

前回はたんぱく質について紹介しました。

今回は、たんぱく質繋がりでプロテインについて紹介します。

プロテインとは?

プロテインとは、たんぱく質のことです。

英語でproteinと書きます。

日本でプロテインと言ったら、たんぱく質を摂取する飲み物が思い浮かぶ方が多いかもしれません。

これを飲んだら太ると思う方もいますが、プロテインを飲んで太る方はいないでしょう。

なぜならプロテインは1杯100kcal前後しかないからです。(粉のプロテインの場合)

もし、プロテインを飲んで太る(脂肪が増える)方がいるとしたらそれは他に原因があるかもしれません。

忘れてしまった方は、脂肪が増える原因の記事をご覧ください。

この記事では、補助食品のプロテインについて紹介します。

プロテインの種類

プロテインってどれも同じじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、大きく分けて3つに分かれます。

  • ホエイプロテイン
  • カゼインプロテイン
  • ソイプロテイン

これらの違いは、原材料です。

ホエイプロテイン、カゼインプロテインは牛乳を原材料にしていて、ソイプロテインは大豆を原材料にして作られています。

プロテインの特徴

ホエイプロテインは、筋肉の成分の多くを占めるアミノ酸が含まれていて、筋肉の回復効果を期待できます。

ホエイプロテインは、吸収されるスピードが速いのが特徴です。

ホエイプロテインは製法でさらに3つに分けることができて、WPC・WPI・WPH製法の3つです。

カゼインプロテインは、ホエイプロテインと逆で吸収されるスピードが緩やかで腹持ちが良くなるのが特徴です。

ソイプロテインも、カゼインプロテインと同様に吸収されるスピードが緩やかで腹持ちが良くなるのが特徴です。

ソイプロテインは、大豆に含まれるイソフラボンの効果で皮膚やの強化、血流の改善が期待できます。

プロテインを飲むメリット

プロテインを飲むメリットは、次のようなものがあります。

  • たんぱく質を簡単に補える
  • 吸収が速い
  • 間食として最適

たんぱく質は、不足しがちな栄養素の1つです。

しかし、たんぱく質は筋肉を作る重要な栄養素なので、不足しない方が良いんです。

たんぱく質を多く含む食材としては、肉類や魚類、豆類、卵、乳製品がありますが、これらを毎食摂取するのが難しい場合、プロテインを飲めば簡単にたんぱく質を補給できます。

脂肪を減らす考え方で紹介しましたが、脂肪を減らすには筋肉を残す、増やす必要があります。

プロテインの過剰摂取について

プロテインの過剰摂取は、肝臓や腎臓に負担をかけて体に疲労感を出す可能性があります。

また、腸内環境が悪くなって便秘やオナラが臭くなると言ったこともあります。

このような症状が出た場合は、たんぱく質の摂取量を見直したり腸内環境を改善すると良いでしょう。

厚生労働省によると、たんぱく質の最低摂取目安として男性は1日60g、女性は1日50gほどと言われています。

プロテインバーについて

2022年現在、コンビニやスーパーでプロテインバーを買うことができて簡単にたんぱく質を補給できるようになりました。

簡単に補給できることはメリットですが、デメリットもあります。

それは、他の栄養素が多いことです。

プロテインの目的はたんぱく質の補給ですが、以前に味が不味い・溶けが悪いなどの問題がありました。

それを解決しようと飲みやすく・食べやすい味にしようと改良され、今では美味しいプロテインやプロテインバーなどが普及しましたが、不要な栄養素や保存料まで摂取してしまうことが考えられます。

特に、プロテインバーは脂質が多くカロリーオーバーしやすいので注意が必要です。

コンビニやスーパーで液体のプロテインを簡単に買えるようになりましたが、プロテインバーと同様に余分な栄養素保存料が多く含まれています。

終わりに

今回は【プロテインについて】というテーマでした。

これを読んでみてどう感じましたか?

意見や感想などを送ってください。

わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

たんぱく質について

前回は糖質について紹介しました。

今回はたんぱく質について紹介します。

たんぱく質とは

たんぱく質は、体を作るのに欠かせない栄養素の1つです。

糖質や脂質と並んで、三大栄養素の1つです。

内臓や筋肉、皮膚、髪、爪などはたんぱく質からできています。

また、ホルモンや酵素の材料にもなっています。

たんぱく質は20種類のアミノ酸からできています。

アミノ酸は大きく分けて2つあって、それが必須アミノ酸と非必須アミノ酸です。

必須アミノ酸は体内で作れないので食事から摂取する必要があります。

たんぱく質のエネルギーは1gあたり4kcalあって、糖質と同じエネルギーです。

2種類のたんぱく質

たんぱく質は大きく分けて2種類あって、それが動物性たんぱく質と植物性たんぱく質です。

動物性たんぱく質には、肉・魚・卵・乳製品があります。

植物性たんぱく質には、大豆製品があります。

体が必要とする必須アミノ酸の量に対して、食品の必須アミノ酸の充足率を数値で表したものをアミノ酸スコアと言います。

アミノ酸スコアは最大値が100で表されます。

肉・魚・卵・大豆製品はアミノ酸のスコアが高く、たんぱく質を摂取するのに向いています。

たんぱく質の代謝

たんぱく質は体の中で分解されて、最終的にアミノ酸という物質になります。

その後、小腸から吸収され血液にのって肝臓へ送られ、体の各組織や酵素、ホルモンなどの材料として使われます。

アミノ酸は体内に蓄えておくことはできませんが、常に体内で分解と合成を繰り返しています。

たんぱく質をとりすぎた場合は、グリコーゲンや脂肪として体内に蓄えられます。

糖新生

糖や脂肪のエネルギーが不足すると、筋肉中のアミノ酸が分解されてエネルギー源となります。

これを糖新生と言います。

極端な食事制限をしていると筋肉を減らし、脂肪の割合が増えるので栄養バランスを考えながら食事をするようにしましょう。

終わりに

今回は【たんぱく質について】というテーマでした。

これを読んでみてどう感じましたか?

意見や感想などを送ってください。

わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

糖質について

前回は不要な栄養素はないというテーマで、五大栄養素について、その簡単な役割について紹介しました。

読んでない場合は、読んでくださいね。

今回から、それぞれの栄養素をもう少し深掘りしていきます。

今回は糖質について紹介します。

糖質とは?

先日紹介しましたが、糖質は体のエネルギー源になる重要な栄養素の一つです。

たんぱく質や脂質と並んで、三大栄養素です。

糖質は1g4kcalのカロリーがあります。

炭水化物は、糖質と食物繊維の総称です。

今回は糖質のみの紹介で、食物繊維については別の記事をご覧ください。

糖質の役割

糖質には次のような役割があります。

  • 脳のエネルギーになる
  • 筋肉のエネルギーになる

糖質は体内で細かく分解されて、最終的にブドウ糖になります。

ブドウ糖は血糖として細胞に取り込まれて、体や脳を働かせるエネルギー源となります。

必要以上の糖質は、インスリンによって脂肪として体に蓄えられます。

糖質の種類

糖質と言っても、種類があります。

糖質は、ご飯やパン、麺に含まれています。

また、チョコレートやお菓子、ジュースなどにも糖質が含まれています。

しかし、含まれている糖質の種類が違います。

そして、その種類によって脂肪になりやすい、なりにくいがあります。

糖質には次のような種類があります。

  • 単糖類
  • 二糖類
  • 多糖類

単糖類には、先ほど説明したブドウ糖や果物に含まれる果糖があります。

ラムネやジュースに含まれています。

二糖類には、ショ糖や乳糖、麦芽糖があります。

砂糖やお菓子に含まれています。

多糖類には、穀物に含まれるでんぷんやデキストリンがあります。

ご飯やジャガイモなどに含まれています。

特に多糖類は、体内に入るとそのままでは吸収できないため単糖類にまで分解されてから吸収されます。

つまり、多糖類は分解するのに時間がかかるので吸収速度が遅い、脂肪になりにくいという特徴があります。

逆に、単糖類のブドウ糖は分解する必要がないので、吸収速度が速く脂肪になりやすいということになります。

糖質の代謝

先ほども伝えましたが、多糖類や二糖類はそのままでは吸収されません。

単糖類のブドウ糖にまで分解されて小腸で吸収されます。

小腸で吸収されたブドウ糖は、血液中で血糖となって全身に運ばれます。

血液中の血糖濃度は、一定に保たれるため濃度が高くなると肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄えられます。

そして、肝臓や筋肉にも蓄えられる量が決まっていて、それ以上は脂肪として蓄えられます。

蓄えられた糖質は、必要な時にエネルギーとして利用されます。

蓄えられた糖質は、筋トレや短距離走などの無酸素運動で消費されます。

まずは、血液中のブドウ糖から使われます。

血液中のブドウ糖がなくなると、肝臓や筋肉に蓄えていたグリコーゲンをブドウ糖に分解してエネルギー源にします。

そして、最後に脂肪として蓄えられた糖を分解してエネルギー源とします。

このように、脂肪として蓄えられるとエネルギーとして使われにくいため、脂肪が減らないんですね。

糖質制限について

糖質制限が今流行っていますが、%name1%さんはどう感じますか?

不要な栄養素はないで紹介しましたが、カロリーで考えたら脂質は糖質より2倍以上高いです。

糖質は1gで4kcal、脂質は1gで9kcalあります。

このように、カロリーで考えるなら脂質を抑えた方がカロリーは抑えられるのがわかると思います。

それに、次回以降に紹介しますが脂質も摂りすぎると結局脂肪として蓄えられます。

なぜ糖質を制限する必要があるのか、考えられると良いですよね。

終わりに

今回は【糖質について】というテーマでした。

これを読んでみてどう感じましたか?

意見や感想などを送ってください。

わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

水分について

今回は、水分について紹介します。

水分も体になくてはならないものです。

水分の役割や不足したらどうなってしまうのかなど覚えていきましょう。

水分とは?

水分とは、体内では体液のことを言います。

体液には、血液、リンパ液、間質液などがあります。

これらの割合は、性別や年齢、体格によって異なります。

成人男性は約60%女性は約55%と男性の方が多くなっています。

体重が60kgの女性の場合、約33kgは水分となります。

しかし、脂肪の多い人ほど水分量の割合は少なくなります。

脂肪は水にほとんど溶けないため、体重当たりの水分量が少なくなるからです。

体内の水分量は、電解質などの働きによって、常に一定に保たれるようになっています。

これを体液平衡と言います。

1日に必要な水分量はおよそ2〜3リットルで、摂取する水分と排出する水分量は、健康であればほぼ等しくなります。

体内で利用される水分は、主に飲水量、食物に含まれる水分、栄養素の代謝で作られる水です。

体内で不要になった水分は、汗や尿、便、呼吸などにより排出されます。

汗や呼吸で蒸発する水分を不感蒸泄(ふかんじょうせつ)と言います。

水分の役割

水分には次のような役割があります。

  • 栄養や酸素を全身に運ぶ
  • 体内に溜まった老廃物を排出する
  • 細胞内外の浸透圧やpHを一定に保つ
  • 体温調節

栄養や酸素は、体内の血液やリンパ液に溶けて運ばれていきます。

また、不要な老廃物は尿として排出されます。

pHとは、水素イオン指数で、体液の酸性またはアルカリ性の濃度の指標です。

体液はpH7.35〜7.45の弱アルカリ性に保たれるようになっています。

電解質と呼ばれるナトリウム、カリウム、マグネシウムなどが体液に溶け込むことで一定に保ってくれています。

また、この電解質は筋肉の伸縮や神経伝達にも役立っています。

体液には体温調節の役割があって、暑い時には汗を出して体温を下げてくれます。

要するに、水分は体内を健康に保ってくれるため体にとって必要なのです。

脱水と浮腫(むくみ)

通常、摂取する水分が多いほど尿量が多くなります。

摂取する水分が少なければ尿量は少なくなります。

このように、体は水分量を一定に保っています。

では、摂取する水分が0ならば、排出される水分も0になるでしょうか?

そんなことありません。

先ほども説明したように、汗や呼吸などの不感蒸泄によって水分は排出されていきます。

脱水とは、体内に入ってくる水の量に対して、出ていく水の量が多くなって体液の均衡が崩れた状態です。

脱水が起きると次のような症状が起こると言われています。

  • 1%:大量の発汗、喉の渇き
  • 2%:喉の強い渇き、めまい、吐き気、ぼんやりする、食欲減退、尿量減少など
  • 3%:汗が出なくなる
  • 4%:全身脱力感、動きの鈍り、皮膚の紅潮、精神不安定、無関心など
  • 20%:生命の危険、死亡

水分が2%以上減ると体に様々な異常がでる可能性があるので注意が必要です。

また、水分には栄養素を全身に運ぶ役割もあります。

水分不足により栄養素を全身に運べず、代謝が悪くなる可能性もあります。

逆に、体内の水分が過剰になることを浮腫(むくみ)と言います。

浮腫は、ナトリウムが体外へ上手く排出できない時に見られます。

食塩の摂りすぎやカリウム不足が原因です。

また、腎障害や肝障害の低たんぱく血症などで起こることもあります。

終わりに

今回は【水分について】というテーマでした。

これを読んでみてどう感じましたか?

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

肝臓について

今回は肝臓について紹介します。

食事とダイエットのカテゴリーなのに肝臓関係あるの?と思うかもしれませんが、関係あるんです。

小腸で吸収された栄養素は、肝臓に一旦蓄えられてから必要な組織に運ばれるからです。

詳しくは記事で紹介します。

肝臓とは

肝臓は、体内で最大の臓器で、重さが1〜1.5kgあります。

栄養素の代謝に密接に関わっていて、

  • 消化された栄養素を集める
  • 集めた栄養を必要に応じて全身に運ぶ
  • アルコールの解毒
  • 血液を固める成分を作る

などの働きがあります。

基礎代謝の記事でも紹介しましたが、ダイエットにおいて重要なのは、肝臓は基礎代謝量の20%以上を占めているということです。

肝臓の機能が低下すると、基礎代謝量が減ってしまい痩せにくい体になってしまいます。

肝臓の役割

肝臓の役割は次のようなものがあります。

  • 栄養素の代謝
  • 貯蔵
  • 解毒作用
  • 胆汁の生成

他にも血液量の調整や血液凝固因子を作る役割もありますが、ここでは上記の4つについて説明します。

栄養素の代謝

1つ目が「栄養素の代謝」です。

三大栄養素(糖質、たんぱく質、脂質)は、口腔、食道、胃、小腸などの消化管を通って分解されます。

分解された栄養素は、小腸から肝臓へ運ばれます。

肝臓へ運ばれた栄養素は、必要な場所へ運ばれていきますが、余剰分は脂肪細胞へ送られて脂肪として蓄えられます。

貯蔵

2つ目が「貯蔵」です。

肝臓は栄養を蓄える働きがあります。

特に鉄や脂溶性ビタミンを貯蔵します。

貯蔵された栄養素は、必要な時に利用されます。

解毒作用

3つ目が「解毒作用」です。

肝臓にはアルコールを無毒にする働きがあります。

アルコールは、アセトアルデヒドに分解され、その後、無毒の酢酸に変化して、最終的に炭酸ガス、水、熱となります。

アセトアルデヒドは、顔を赤くさせたり、吐き気や頭痛、動悸などを引き起こします。

胆汁生成

4つ目が「胆汁の生成」です。

肝臓には胆汁を作る働きがあります。

胆汁は脂肪の固まりをより小さな脂肪に分解してくれる働きがあります。

アルコールと肝臓

アルコールを飲み過ぎると肝臓病が起こります。

肝臓病には脂肪肝やアルコール性肝炎、肝硬変などがあります。

重症の場合は、死亡に至る場合もあります。

肝臓は「沈黙の臓器」と言われ、自覚症状が出にくく、病気に気づきにくい臓器です。

脂肪肝は、肝臓に中性脂肪が溜まった状態です。

脂肪肝の原因のほとんどは過食と多量飲酒です。

糖尿病・ステロイド剤の服用・栄養障害による代謝異常なども原因になります。

脂肪肝を放置しておくと脂質異常症や糖尿病の原因になります。

また、脂肪肝を放置しておくと肝硬変になる危険性もあり、最悪の場合死に至ることもあります。

肝臓が悪くなるとダイエットどころではないので、肝臓を労わるようにしてくださいね。

女性とアルコール

脂肪が増える原因で紹介しましたが、女性は、アルコールの影響を受けやすいです。

アルコールを飲むと血中アルコール濃度が高くなりやすく、乳がんなどのリスクを増大させ、肝硬変や依存症になりやすいという特徴があります。

女性は男性より小柄であることが多く、肝臓の大きさも小さく、アルコールの代謝能力が男性の3/4ほどしかないと言われていて、急性アルコール中毒になりやすいです。

また、アルコールは

  • 女性ホルモンを介して乳がんのリスクを高める可能性がある
  • 骨密度を低下させて、骨折や骨粗鬆症の原因になる
  • 生まれてくる赤ちゃんに脳の障害や顔面の奇形の原因になる

など、悪影響が出てくる可能性があります。

アルコールはストレスの解消になりますが、一時的です。

飲み過ぎには注意してください。

終わりに

今回は【肝臓について】というテーマでした。

これを読んでみてどう感じましたか?

意見や感想などを送ってください。

わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。