今回は腸内環境について紹介します。
肥満だけでなく、便秘や冷え性、むくみで悩んでいませんか?
もし悩んでいるなら、もしかしたら腸内環境が悪いことが原因かもしれません。
腸は色々な臓器と関わっていることがわかっています。
また、心を前向きにしたり幸せと感じるホルモンとも大きな関わりがあることがわかっています。
腸について知識を増やして腸内環境を改善していきましょう。
腸内環境が悪いと痩せない
腸は消化・吸収の9割を担っている臓器です。
腸には次のような働きがあります。
- 口腔・食道・胃で消化された栄養素をさらに細かく消化する
- 各臓器に働くように命令する
- 細かく消化した栄養素を吸収して肝臓に送る
- 老廃物を大腸へ送って体外へ排出する働きをサポートする
- ウイルスが体内に侵入するのを妨害する
- セロトニンの生成
このように、腸は色々な働きをしていて第二の脳とも言われます。
また、セロトニンは、幸せホルモンとも呼ばれる心の健康に関係するホルモンです。
セロトニンには次のような働きがあります。
- 腸の蠕動運動を活発にする
- 自律神経のバランスを整える
- 心を前向きにする
セロトニンの9割は腸で作られるので、腸の活動が良くないと心身の健康に悪影響を与えます。
腸内環境が悪いと起こること
腸内環境が悪いと、次のようなことが起こりやすくなります。
- 便秘や下痢
- 食欲不振
- 肥満
- 生理痛
- 肌荒れ
- むくみ
- 冷え性
- 肩こり
- 不眠
- 慢性疲労
- イライラ
などがあります。
腸は全身に繋がっているので色々な症状を引き起こしやすくなります。
そのため、腸内環境は良い状態にすることが重要です。
腸内の3つの細菌
腸の中には約100兆個もの腸内細菌が存在していると言われていますが、大きく分けて3つの細菌に分かれます。
- 善玉菌
- 日和見菌
- 悪玉菌
これら3つに分かれます。
この3つの菌のバランスによって腸内環境の良し悪しが変わります。
腸内細菌の理想的なバランスは、善玉菌2割、日和見菌7割、悪玉菌1割と言われていますが、善玉菌が減ったり悪玉菌が増えると腸内環境が悪化します。
悪玉菌が増える原因
悪玉菌が増えるには次のような原因があります。
- 食事の偏り
- 運動不足
- 自律神経の乱れ
悪玉菌は高カロリーや高脂質な食事を好みます。
そのため、このような食事を摂取していると悪玉菌が増えます。
また、運動不足は腸の動きを悪くします。
腸の動きが悪くなって便が長時間あると腸がアンモニアなどの有害物質と触れる時間も長くなるため、悪玉菌が増えてしまいます。
ストレスや睡眠不足が続くと、交感神経が働きっぱなしになります。
腸は副交感神経が働く時に動くので、自律神経の乱れは悪玉菌を増やす結果となります。
腸の不調サイン
腸の不調のサインには次のようなものがあります。
当てはまらないか確認してみましょう。
- 下痢や便秘
- お腹の張りや痛み
- 肌ツヤが悪い
- 短期間での体重増減
- ゲップや胸ヤケ
- オナラが増えたり、臭い
腸内環境を良くする方法
腸内環境を良くするには次のような方法があります。
- 食事を改善する
- 善玉菌を増やす
- 発酵食品を食べる
- 水溶性食物繊維を食べる
- オリゴ糖を摂取する
- 魚を食べる
- 入浴する
- 睡眠時間を確保する
腸内環境を良くするには、食事を改善して善玉菌を増やすことが重要です。
腸内細菌は、私たちが食べたものを餌にして存在しています。
善玉菌が好きな食べ物を食べれば善玉菌が増え、悪玉菌が好きな食べ物を食べれば悪玉菌が増えます。
善玉菌が好きな食べ物には、発酵食品や食物繊維、オリゴ糖、魚などがあります。
高脂質、高カロリーな食事は悪玉菌が好む食事なので、悪玉菌が増えます。
終わりに
今回は【腸内環境について】というテーマでした。
これを読んでみてどう感じましたか?
意見や感想などを送ってください。
わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。