今回は自律神経について紹介します。
自律神経という言葉を聞いたことがありますか?
自律神経という言葉を聞いたことがなくても、交感神経や副交感神経という言葉は聞いたことがあるかもしれませんね。
この交感神経や副交感神経をまとめて自律神経と言います。
交感神経と副交感神経はお互いに協力し合って体の機能を維持しています。
どちらか一方が強く働いたり、弱かったりするとメンタルの不安定に繋がってしまいます。
そして、ダイエットにも影響を与えてしまいます。
自律神経の知識を身につけて生活に役立ててみてください。
2種類の自律神経
自律神経には2種類あります。
それが、交感神経と副交感神経です。
交感神経と副交感神経は相互に働きあって、バランスを取りながら体の機能を維持してくれます。
心臓や胃腸、肝臓など、全ての内臓は私たちの意思とは関係なく24時間動いていますよね。
これらは全て、自律神経の働きによるものです。
自律神経は他にも、食欲をコントロールしたり脂肪燃焼を促進する働きもあります。
つまり、自律神経が活発になれば脂肪が燃えやすい体になるのです。
この2種類の自律神経について、もう少し詳しく紹介します。
交感神経
交感神経は、全身を活性化させる神経です。
興奮やストレス、激しい運動などは交感神経を刺激して活発にします。
交感神経には次のような働きがあります。
- 体温調節
- 血圧を上げる
- 心拍数を上げる
- 筋肉を収縮する
このような働きがあります。
副交感神経
副交感神経は、全身をリラックスさせる状態にする神経です。
副交感神経には次のような働きがあります。
- 血圧を下げる
- 心拍数を下げる
- 筋肉を緩める
参考ですが、血圧は130/84mmHg未満、心拍数は89回/分以下が良いでしょう。
どちらもリラックスした状態で測定した時の参考値です。
血圧は測定することはできないかもしれませんが、落ち着いている時に脈拍を測定してみましょう。
モナリザ症候群とは?
モナリザ症候群という言葉を聞いたことがありますか?
モナリザとは、英語の頭文字をとったものでMost Obesity Known Are Low In Sympathetic Activityのことです。
モナリザ症候群とは、自律神経が乱れ、交感神経の働きが低下してしまっている状態のことです。
日中は交感神経が活発になり、代謝が上がってカロリーを消費しやすくしてくれます。
しかし、何らかの原因で交感神経が活発にならず代謝が低い状態が続くのがモナリザ症候群です。
1990年米国肥満学会で、肥満者のうちの約7割がモナリザ症候群に該当すると発表されました。
食事しても運動してもなかなか痩せない場合は、もしかしたらモナリザ症候群の可能性があります。
モナリザ症候群だったからと言って、ガッカリする必要はありません。
交感神経を活発にできるように鍛えれば良いのです。
交感神経を活発にする方法
交感神経を活発にするには次のような方法があります。
- ちょこまか動く
- 食べ物をよく噛む
- 湯船に浸かる
- 力を入れる
- 運動をする
このような方法があります。
意識して生活してみましょう。
副交感神経を優位にする方法
副交感神経を優位にするには次のような方法があります。
- 湯船に浸かる
- ストレッチをする
- 深呼吸をする
このような方法あります。
興奮して眠れない時やイライラしている時は、副交感神経を優位にする行動をしてみてください。
終わりに
今回は【自律神経について】というテーマでした。
これを読んでみてどう感じましたか?
意見や感想などを送ってください。
わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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