前回は不要な栄養素はないというテーマで、五大栄養素について、その簡単な役割について紹介しました。
読んでない場合は、読んでくださいね。
今回から、それぞれの栄養素をもう少し深掘りしていきます。
今回は糖質について紹介します。
糖質とは?
先日紹介しましたが、糖質は体のエネルギー源になる重要な栄養素の一つです。
たんぱく質や脂質と並んで、三大栄養素です。
糖質は1g4kcalのカロリーがあります。
炭水化物は、糖質と食物繊維の総称です。
今回は糖質のみの紹介で、食物繊維については別の記事をご覧ください。
糖質の役割
糖質には次のような役割があります。
- 脳のエネルギーになる
- 筋肉のエネルギーになる
糖質は体内で細かく分解されて、最終的にブドウ糖になります。
ブドウ糖は血糖として細胞に取り込まれて、体や脳を働かせるエネルギー源となります。
必要以上の糖質は、インスリンによって脂肪として体に蓄えられます。
糖質の種類
糖質と言っても、種類があります。
糖質は、ご飯やパン、麺に含まれています。
また、チョコレートやお菓子、ジュースなどにも糖質が含まれています。
しかし、含まれている糖質の種類が違います。
そして、その種類によって脂肪になりやすい、なりにくいがあります。
糖質には次のような種類があります。
- 単糖類
- 二糖類
- 多糖類
単糖類には、先ほど説明したブドウ糖や果物に含まれる果糖があります。
ラムネやジュースに含まれています。
二糖類には、ショ糖や乳糖、麦芽糖があります。
砂糖やお菓子に含まれています。
多糖類には、穀物に含まれるでんぷんやデキストリンがあります。
ご飯やジャガイモなどに含まれています。
特に多糖類は、体内に入るとそのままでは吸収できないため単糖類にまで分解されてから吸収されます。
つまり、多糖類は分解するのに時間がかかるので吸収速度が遅い、脂肪になりにくいという特徴があります。
逆に、単糖類のブドウ糖は分解する必要がないので、吸収速度が速く脂肪になりやすいということになります。
糖質の代謝
先ほども伝えましたが、多糖類や二糖類はそのままでは吸収されません。
単糖類のブドウ糖にまで分解されて小腸で吸収されます。
小腸で吸収されたブドウ糖は、血液中で血糖となって全身に運ばれます。
血液中の血糖濃度は、一定に保たれるため濃度が高くなると肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄えられます。
そして、肝臓や筋肉にも蓄えられる量が決まっていて、それ以上は脂肪として蓄えられます。
蓄えられた糖質は、必要な時にエネルギーとして利用されます。
蓄えられた糖質は、筋トレや短距離走などの無酸素運動で消費されます。
まずは、血液中のブドウ糖から使われます。
血液中のブドウ糖がなくなると、肝臓や筋肉に蓄えていたグリコーゲンをブドウ糖に分解してエネルギー源にします。
そして、最後に脂肪として蓄えられた糖を分解してエネルギー源とします。
このように、脂肪として蓄えられるとエネルギーとして使われにくいため、脂肪が減らないんですね。
糖質制限について
糖質制限が今流行っていますが、%name1%さんはどう感じますか?
不要な栄養素はないで紹介しましたが、カロリーで考えたら脂質は糖質より2倍以上高いです。
糖質は1gで4kcal、脂質は1gで9kcalあります。
このように、カロリーで考えるなら脂質を抑えた方がカロリーは抑えられるのがわかると思います。
それに、次回以降に紹介しますが脂質も摂りすぎると結局脂肪として蓄えられます。
なぜ糖質を制限する必要があるのか、考えられると良いですよね。
終わりに
今回は【糖質について】というテーマでした。
これを読んでみてどう感じましたか?
意見や感想などを送ってください。
わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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