今回はストレスについて紹介します。
ストレスは、前回紹介した自律神経と関係しています。
また、ストレスはメンタルやダイエットにも影響を与えます。
ストレスが溜まってイライラしたり、暴飲暴食したりしてしまった経験ありませんか?
ストレスについて知ることで、メンタルを安定させてダイエットが上手くいくはずです。
今回はストレスについて知識を増やしていきましょう。
ストレスとは?
普段何気なく使っているストレスという言葉。
ストレスって何でしょう?
ストレスを言葉で表現してみてください。
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意外とストレスって言葉で表現しづらくありませんでしたか?
実は、私たちはストレスについて知っているようで、あまり詳しく知らないんです。
ストレスはストレッサーとストレス反応の総称のことを言います。
ストレッサーとは、日常で起こる出来事から受ける刺激のことです。
ストレッサーには3種類あります。
- 生活環境ストレッサー
- 外傷性ストレッサー
- 心理的ストレッサー
生活環境ストレッサーとは、人間関係のトラブルや職場環境の変化、日常の出来事から受ける刺激のことです。
外傷性ストレッサーとは、命の危機的状況や家族の死など衝撃的な体験による刺激のことです。
心理的ストレッサーとは、困難な状況に対応しようとする時に生じる悩みや否定的な予測などのことです。
そして、ストレス反応とは、ストレッサーに対する心や体の反応のことを言います。
私たちの脳は、ストレッサーに出会うと自分で対処できるかどうか判断します。
自分の対処能力を超えていると感じた時に、ストレス反応が起こります。
ストレス反応は、不安や緊張、気分の落ち込み、動悸、頭痛、過食などで現れます。
この一連の流れをストレスと呼びます。
ストレスと空腹の関係
体がストレッサーを感知すると、情報が脳(の視床下部や室傍核)に送られます。
すると、内分泌系や自律神経に指令を出します。
その結果、体の副腎皮質からコルチゾールというホルモンが分泌します。
コルチゾールは、血糖値を上げます。
また、自律神経の交感神経を刺激して、心拍数や血圧を上げます。
体はホメオスタシスという機能があり、体内を一定に保つ働きをしてくれます。
ホメオスタシスについて忘れてしまった方はリバウンドする原因の記事を読んでくださいね。
血糖値が上がったり交感神経が活発になると、ホメオスタシスの働きで今度は血糖値が下がったり、副交感神経が働きます。
この時に空腹を感じるようになります。
副交感神経は摂食中枢と言われ、副交感神経が働くと「お腹が空いた」「何か食べたい」と感じるようになります。
つまり、ストレス反応が起こると最終的に空腹を感じるようになって食べてしまうことに繋がります。
やけ食いのストレス解消効果は20分のみ
ストレスが溜まった時や疲れている時に、好きなものを食べて気分を紛らわせたいってことありますよね。
また、仕事中や勉強中にも空腹でなくても口寂しくてつい食べ物に手が伸びてしまうこともあると思います。
このようにストレスを感じた時に何か口にしたくなる欲求を口唇欲求と言います。
口唇欲求を満たすことでストレスを解消しようとします。
しかし、食べて気分が上がるのはたった20分だけだそう。
食べて20分くらいはやる気や幸せ度が上がりますが、それを過ぎると食べる前よりも気分が落ち込んで、ストレス状態になってしまうようです。
つまり、どんなに食べてもストレスは解消されず、体重が増えてさらにストレスを抱え込む可能性があります。
人間関係によるストレスの対処法
女性は、仕事や人間関係でストレスを抱えやすいです。
人間関係によるストレスの対処法には次のような方法があります。
- ストレスをチャンスとして捉える
- 褒め上手になる
- 完璧を求めすぎない
- 転職する
- 人に話す
実は、ストレッサーを不安や緊張に思うかどうかは考え方と関係しています。
ストレッサーをチャンスやきっかけとして考えることができれば、不安や恐怖を興味や好奇心のストレス反応に変えることができます。
なので、ダイエットには考え方も重要なんです。
また、考え方をすぐに変えることができなくても誰かに話を聞いてもらうことで頭の中が整理され、ストレスを軽減することができます。
もし話せる相手がいなければ私に気軽に話してくださいね。
終わりに
今回は【ストレスについて】というテーマでした。
これを読んでみてどう感じましたか?
意見や感想などを送ってください。
わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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