ホルモンについて

今回はホルモンについて紹介します。

あなたは、ホルモンと聞いて思い浮かぶものは何かありますか?

インスリンやコルチゾール、セロトニン、アドレナリンなどはホルモンに該当します。

コルチゾールやセロトニンについては、ストレス腸内環境などの記事で触れましたね。

ホルモンは私たちの感情や行動、食欲や体重などに大きく関わっています。

なので、ダイエットでもホルモンの働きを考えながら行動した方がメンタルも安定しダイエットがうまくいきやすくなります。

今回はホルモンについて知識を増やして生活に取り入れてみましょう。

ホルモンとは?

ホルモンは、成長や妊娠・出産、睡眠、脳の機能、感情、食欲、消化、体重など私たちの生活に大きく関係している物質です。

ホルモンは血流にのって体内をめぐって、様々な組織に効果や影響を及ぼします。

なので、ホルモンの量が変化すると、様々な症状が現れます。

例えば、食欲はホルモンによって調整されているので、ホルモンの異常によって食欲が増して体重の増加に関わってきます。

ホルモンの働き

ホルモンには次のような働きがあります。

  • 脳から出た情報を各部位に伝える
  • 体内のバランスを維持
  • 生活リズムを作る
  • 消化活動のコントロール
  • 食欲をコントロール
  • 体の修復

ダイエットに関係するホルモン

ダイエットに関係するホルモンには、次のようなものがあります。

  • セロトニン
  • メラトニン
  • コルチゾール
  • チロキシン
  • ソマトトロピン
  • レプチン
  • グレリン
  • インスリン

1つずつ紹介していきます。

セロトニン

腸内環境の記事でも紹介したセロトニンは、毎朝脳や体が目覚めるように準備を整える役割があります。

また、幸せホルモンと呼ばれていて、気分を落ち着かせたり、食欲を抑える効果があります。

夜になると分泌が少なくなります。

メラトニン

メラトニンは眠るための準備をするホルモンです。

メラトニンとコルチゾールは周期的に入れ替わりながら、睡眠と活動のパターンを調整しています。

夜に近づくにつれてメラトニンの分泌量は増えていきます。

コルチゾール

コルチゾールはストレスホルモンとも呼ばれます。

ストレスホルモンとは、強いストレスを感じる出来事に対応できるように体に準備をさせるホルモンです。

アドレナリンやノルアドレナリンもストレスホルモンです。

ストレスホルモンは、激しい活動に備えるために、心拍数や血圧を上げたり肝臓のグリコーゲンを糖に変えてエネルギーを供給したりしてくれます。

コルチゾールは朝一番に分泌され、体が気持ち良く1日をスタートできるように代謝や血糖、血圧など体の働きを整えてくれます。

しかし、慢性的なストレスでコルチゾールが分泌され続けると、マイナスなことも起こります。

慢性的な分泌は、血糖値の不安定や筋肉量の減少、腹部の脂肪増加、生理周期の乱れなどに繋がります。

チロキシン

チロキシンは寝る直前に分泌されるホルモンです。

脳の神経活動を抑えて、眠りやすくする効果があります。

チロキシンが分泌されることで成長ホルモンが分泌されて、全身の細胞の修復を促してくれます。

ソマトトロピン

ソマトトロピンは、成長ホルモンのことです。

たんぱく質の合成を促して、骨や筋肉を作る役割があります。

また、代謝の維持や血糖値をコントロールする役割があります。

成長ホルモンは、激しい運動の後や睡眠時に分泌されます。

レプチン

レプチンは、代謝量を増やしたり、食欲を抑えてくれるホルモンです。

食べる量を減らすと、レプチンの分泌量も減ってしまい食欲を抑えられなくなります。

レプチンは脂肪細胞で作られるため、脂肪が減るとレプチンの量も減ります。

脂肪が多い方はレプチンの量も多い反面、レプチンの働きが上手くいかずに食欲を抑えられないこともあります。

グレリン

グレリンは空腹ホルモンと呼ばれ、脳に刺激を与えて食欲を高めたり、食べる量を増やして脂肪を蓄える役割があります。

グレリンは、胃が空になると分泌量が増えますが、食べると分泌量が減ります。

特に、炭水化物とたんぱく質は、脂質よりもグレリンの分泌を抑える効果が高いので食べる内容も重要です。

また、抗生物質を服用すると腸内細菌のバランスが乱れて、グレリン濃度が上昇して体重が増えるという結果があります。

さらに、7時間未満の睡眠はレプチンとグレリンのバランスが崩れることが研究でわかっています。

インスリン

インスリンは膵臓から分泌されるホルモンです。

血液中や細胞内の糖の濃度を調整する働きがあります。

筋肉や肝臓がブドウ糖を取り込んで、使えるようにしてくれる働きもあります。

しかし、エネルギーとして使われなかったブドウ糖は、不足した時のエネルギー源になれるように脂肪として蓄えられます。

インスリンはブドウ糖だけでなく、アミノ酸を細胞に届けて筋肉を作る役割もあります。

終わりに

今回は【ホルモンについて】というテーマでした。

これを読んでみてどう感じましたか?

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わからなかったことがあれば、すぐに調べるか質問する癖をつけると、知識が増えて痩せやすくなりますよ。

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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。